四国釣りの旅 (新・釣り鍛錬の旅)
1999ラストツアー

四国の筏はやっぱり最高っす!

始まり
  • 最近、巷ではミレニアム、ミレニアムと騒がれていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
    すっかり寒くなってまいりましたが、本業?の釣りの方はますます熱くエスカレートする一方です。

    今回の始まりは、これ以上寒くなる前に伊豆あたりに2泊ぐらいで行く予定が前々からありました。
    そんな時に会社の健康保険のツアーのパンフレットを見ると、「松山ステイ2泊3日」がなんと18800円です。
    釣りバカ1号と2号はこれに敏感に反応しました。これは安いし使えそうです。
    松山なら今年の夏に行って黒鯛を釣った高知の宿毛(すくも)までは、そんなに遠くありません。
    松山でレンタカーを借りて宿毛に行き、筏屋の船宿を借りてホテルをキャンセルしてしまえばゆっくり釣りができます。
    「行くか?」「行っとくか?」で決まり。
    朝、計画が持ち上がってツアーと筏とレンタカーを予約して昼には完了してました。
    一応ツアー会社にホテルをキャンセルしていいか聞いてみたところ、「何とも言えないのでホテルに聞いてくれ」と言われました。
    で、今度はホテルに聞いてみたところ「ツアー会社に聞いてくれ」と言われました。
    う〜ん。ま、大丈夫でしょ。
    キャンセルすることで誰も損をするわけでもないし、安くしろと言うわけでもないしね。
    初の海外、オーストラリアからまだ1ヶ月しか経っていないのに飛行機で四国へ釣りに行くことになりました。
    1999年のラストを飾る釣りツアーの始まりです。

1日目・その1
  • 格安ツアーの決まりごととして飛行機の出発時間がとても早かったり遅かったりすることが挙げられます。
    今回もそれに漏れず出発時間は朝の6:55です。
    最近便利になった京急羽田線に乗る為、京急蒲田に5:30に集合しました。
    いつも釣りに行くときのような大荷物ではなくて旅行バッグと竿ケースだけです。
    道具は必要最低限だけ小さな道具箱に入れ、それを竿ケースに入れてあります。なんだ、こんなにコンパクトになるんだ。
    いがぽんが来ました。時間どおりです。
    羽田空港駅で降りてエレベーターを上がっていくともう出発ロビーです。
    こんな朝から人がいっぱいいます。
    搭乗手続きをして荷物も預けて身軽になりました。
    朝飯にカレーを食べてから、暇だったのでマイレージバンクの手続きをしました。簡単にできちゃいます。
    え?オーストラリアだと3000マイルも貯まるんだ。貯めておけばよかった〜。
    時間になり飛行機に乗り込みました。
    席は窓側です。松山までは1時間ちょっとなのであっと言う間ですね。
    離陸しました。
    今日は天気がいいので景色がいいです。富士五湖、南アルプス等がよく見えました。
    それからは雲の上を飛んでまた雲が切れたと思ったらもう到着です。
    速いなあ。車だったら12時間です。

    松山は晴れてました。
    荷物を取って到着ロビーへ出ると、レンタカー屋(オリックス)さんが小さい看板を持って待ってました。
    レンタカー屋までは送迎してくれます。
    無口なおじさんの運転でレンタカー屋に到着しました。
    借りる車はMAZDAのAZ-WAGONのようです。え?「軽」?
    予約するときに一番下のクラスだけどなるたけ排気量は多い車を頼んだはずなのに「軽」です。確か1300ccもあったはず。
    でもここで文句言ってもしょうがないので諦めます。手続きをしてから出発しました。

    コンビニで車を停めて、今日、ツアーで泊まるはずの「松山東急イン」に電話してキャンセルします。明日は泊まりますよ。
    意外にあっさりキャンセルできました。
    そりゃそうだよねえ、向こうは損しないし部屋も掃除しなくていいしね。
    ようやく雑務が終わりました。

    宿毛の筏を目指します。宿毛までは170km、昼間なので4時間はかかるでしょうか。
    山道に入ると660ccのエンジンが甲高い音をあげます。レッドゾーンぎりぎりまで踏み込んで登っていきます。
    登坂車線があるところでは唸りをあげて高級車を追い抜いていきます。
    ん?「軽」ってなんか面白い?小回りきくし。
    宇和島の手前あたりで筏屋(松沢さん)から電話が入りました。
    今、どの辺走ってるかの確認です。
    相変わらずマメな人です。夏に行った時にお世話になってとても感じのいい人でした。今回もそこへ行きます。
    宇和島でいがぽんの筏竿と道具と魚の餌と自分たちの餌を買いました。
    筏の予約は12時ですが宿毛はまだ先です。
    御荘(みしょう)の手前でまた松沢さんから電話が来ました。
    夏もそうだったのですが、松沢さんの筏に予約して時間どおりに行った試しがありません。いつも遅刻です。
    午後1時ごろにやっと宿毛の藻津(もづ)にある筏屋「藻津フィッシング(松沢商店)」に到着しました。
    家から8時間で着きました。
    やっぱ遠いなあ。
1日目・その2
  • お久しぶりです。松沢さんが待っていました。
    まず今日泊まる2階の部屋に荷物を置きにいきました。
    前回、私は部屋をちらっと見てましたがやっぱり立派なものです。なのに料金は食事なしですが1000円です。
    半信半疑だったいがぽんも驚いています。
    部屋は2間で十分に広く手入れも行き届いています。普通の旅館より広いです。

    そして筏へ出船します。
    筏まではほんの5分、前回同様3号筏です。ここは黒鯛専門の筏と言っていいでしょう。

    こんなに広い筏なのに乗合にしません(他の客を乗せない)。我々だけです。しかも1人2500円です。
    部屋といい筏といい金を儲ける気がないのでしょうか?しかも気が利いています。
    今日の釣り方もやっぱり団子釣りです。でも、筏と言えば基本は団子釣りです。
    団子は大量に買ってきました。
    最近の傾向として自分達の食事代より魚の餌の方が高いです。3000円以上かかります。

    用意完了。釣り開始です。
    今日は風もなく穏やかな天気です。散々寒さ対策を考えてきましたが必要なさそうです。
    針に餌を付けて団子でくるんで投入します。
    底まで落ちたら少し巻いて糸を張ります。
    最初は団子の重みで筏竿が大きくしなります。やがて団子が崩れて竿先がピンッと上がります。
    勝負は団子がついてる状態から団子が崩れて1分くらいでしょうか。その後はもう無反応です。
    団子のまま食いつく場合もあります。
    そういう時は大物でしょう。その繰り返しで同じ場所にどんどん団子を投入します。
    それによって海が濁り、魚が警戒心をなくして餌の多い場所へ寄ってきます。という筋書きですが上手くいくでしょうか。
    仕掛けは至ってシンプルで浮きなども使いません。筏竿では当たりは竿先で取ります。
    これが結構難しいです。
    特に寒くなると魚の活性が悪くなるので、魚が餌をひと思いに食べてくれません。
    始めの「つんつん」で合わせるとほとんどスカです。
    2度目の「つんつん」でもスカ。
    3度目でもスカ。
    その後は「し〜ん」。
    おいおい、いったいいつ合わせればいいんだあ。延々これの繰り返しです。
    活性の良かった夏は、食ったら「ぐぐぐ〜」っと糸が持っていかれます。う〜ん、難しい。
    お、いがぽん初ヒット。
    来たか?あ、でも軽そうです。あがってきたのは20cmくらいのなんだか分からない魚でした。
    そしてまた投入します。またダメで竿を上げようとした瞬間、「ぐぐぐ」大きい当たりです。来たか?
    ついに来ました。自己最高の35cmの黒鯛です。
    わ〜い。もうカイズ(黒鯛の30cm未満)級とは言わせません。
    でも当たりを取ったという感覚がなかったので喜びも20%Offですね。
    ついでに糸を巻き過ぎて細い筏竿の竿先が折れてしまいました。喜びさらに20%Off。
    筏竿は本当に簡単に折れてしまいます。
    スペア2本付の竿を買っておいて良かった〜(焼津の上州屋で買いました)。
    今度はいがぽんにヒット!あれ?軽いようです。小さめの真鯛でした。

    冬の日は太陽が落ちるのは早いです。
    さっきまで暖かかったのに島に日がかげったら急に寒くなってきました。
    それから1時間ほど経ったころまっちゃん(松沢さん、勝手にまっちゃん呼ばわり)が船でやってきました。
    その時、竿先がピクピクしてました。なんとなく合わせたらヒット!これは大物の手ごたえです。
    来た〜、自己最高をあっさり更新、39cmの黒鯛です。
    ばんざ〜い。4cm大きくなっただけなのにデカいです。
    まっちゃん曰く、この時間に食えばこのクラスだね。
    そしていがぽんにヒ〜ット!!これもデカそうだあ。
    なかなか巻けません。もしかして40cmオーバーか?重そうです。格闘してます。
    ブチッ!!あ〜〜あ。バレてしまいました。
    悔しそうないがぽんです。ハリス2.5号をぶっち切っていってしまいました。あ〜残念。
    それからいがぽんは狂ったようにラストスパートをかけますがダメでした。
    逃がした魚は大きいとはまさにこのことでしょうか。
    そして本日の釣りは終了しました。釣果は黒鯛2匹でした。

    黒鯛は持ってかえって食べることにしました。
    明日はまたここで朝からファイトです。
1日目・その3
  • 部屋に戻ってまずは風呂に入りました。
    風呂は1階にあって300円です。
    広くはありませんが1人で入るので充分です。手入れも行き届いていてとてもきれいです。
    さっぱりして部屋に戻るとまっちゃんが黒鯛をきれいに刺身にしてくれて持ってきてくれました。

    頼んでおいた定食が届いて夕飯をいただきます。初めての黒鯛です。味の方はどうでしょうか?
    ん?ほう、鯛だ。味はまあまあかな。
    やっぱり真鯛の方が美味しいですね。

    それからまっちゃんの車で明日の餌と団子を買いに街の方へ行きました。
    大型ショッピングセンター等もあって結構栄えていました。
    街を少し通り過ぎてまっちゃんお得意の釣具屋へ着きました。
    まっちゃんと歳の近い女性が店員です。同級生かなんかでしょうか。
    試しにやってみようと言うイカ釣りの仕掛けと、例によって大量の団子と太めのハリスを買いました。
    それから部屋に戻ってくつろぎました。本当にこの部屋はいいですね。広いしコタツがあって台所もあります。

    冷蔵庫に入っている酒やジュースは市販の物と値段が一緒です。やっぱり儲ける気がないようです。
    コタツに入ってテレビを見ていたらウトウトしてきました。
    朝、羽田を出て午後には高知で釣りやって黒鯛食って充実した1日でした。
    おやすみなさい。
2日目・その1
  • おはようございます。今日も高知はいい天気です。
    7時出発でしたが、まっちゃんがなかなか海から帰ってこなくて7時半に出船となりました。

    昨日の夜にコンビニで買った朝飯を食べてから準備をします。
    う〜ん、なんか団子が柔らかめだなあ。
    団子の硬さや比重は釣りに大きく影響します。硬くて重いと崩れないし、柔らかいと底まで届いてくれません。
    普通、筏釣りで使うリールは片軸受けリールです。
    落とす時にスピニングリールより抵抗があるので団子はゆっくり落ちます。
    よって少し硬めの団子が理想です。ま、いいか。何とかなるでしょう。

    さて釣り開始です。
    予想通り団子はかなりゆっくり沈みます。それでも何とか底まで到達してくれました。
    今日は昨日より当たりが取りにくいです。餌をつついたりくわえては吐き出しているようです。
    吐き出す?カワハギか?お、なんか来てるぞ。
    お、乗った(針にかかった)!でも軽いです。げっ、やっぱりカワハギでした。
    カワハギは嫌いなんだよね。鱗が象(触ったことないけど)みたいだし顔も変だし。一応、網に入れときました。
    続いていがぽんがヒット!..軽そうです。
    またカワハギです。うわ〜、お前らどっか行け〜。

    釣れません。
    今日は松山に戻るため3時までしか釣ることが出来ません。
    またいがぽんがヒット!.....あれ?軽そうです。今度は小真鯛(芝鯛?)です。昨日よりは大きそうです。
    釣れないなあ。当たりはあるんだけど合わせられません。
    難しいです。いったいいつ合わせればいいのでしょう?
    いつの間にか昼になってしまいました。
    まっちゃんが船に乗って頼んであった弁当を持ってきてくれました。
    ちょっと休んで昼飯にしましょう。
    黙々とやっていると竿は持ってるし団子握るときは握力使うし結構腕がだるくなります。
    それにしてももう12月だというのに昨日も今日も暖かい日です。長袖のシャツだけで充分です。
    一昨日は雨だったらしいし明日も雨の予報です。
    我らは晴男だなあ。
    でも、そのせいか分かりませんが蚊がいます。しかも大きいです。刺されました。
    暖かいって言ったってもう冬だぞ。おい。

    再び釣り開始です。
    もうあまり時間がありません。
    まっちゃんは我々の団子が軽いと判断して赤土を持ってきてくれました。赤土は団子に混ぜて使います。
    そうすると比重が重くなって早く沈みます。
    でも、本当は海の底が汚れるので禁止されてます。今回は特別です。
    そして久々ヒット!
    これはデカそうです。かなり重いです。胸を弾ませると見えてきました。....ボラだあ。
    がっかり。ボラほど始末の悪い外道はないです。
    あああ〜、また竿先が折れてる〜!はあ〜(ため息)。
    大物だと思わずリールを巻きすぎてしまいます。筏竿は短いのですぐにサルカンが竿先にきてしまいます。
    それを巻いちゃって壊れてしまいます。
    3本中2本が折れてしまいました(直せば一応まだ使えるけど)。
    結局それから釣れませんでした。3時になってまっちゃんが迎えにきました。終了です。

    う〜ん、もうちょっと期待したんだけどなあ。
    まっちゃん曰く、日によって全然釣れない日もやはりあるそうです。
    でも、黒鯛2尾釣ったし大変満足でした。
    い、いがぽんは......あの幻の大物が悔やまれます。
    まっちゃんに全て清算してもらいました。や、安い。宿代と筏代と飲み物代と弁当代だけで一切他はかかってません。
    純粋に足しただけです。やっぱり儲ける気がないです。
    大変お世話になりました。
    名残惜しく宿毛を去ります。また来るぞ〜!
2日目・その2
  • まず昨日まっちゃんに教えてもらった宿毛の宅急便屋へ行きました。
    もう明日は釣りをしないので竿ケースを送ってしまいます。
    できるだけ隙間にもう使わない物を詰め込んで送りました。

    そして松山へ向けて出発です。
    宿毛を離れて5kmくらい行ったところでいがぽんが何やら探し物をしています。
    出た〜!いつもの「携帯が無い」です。
    いがぽんと旅行をしていて「携帯が無い」と慌てる姿を何度も見ています。
    たいがいどっかのポケットに入っていて終わるんだけど、今回はどうやら無いようです。
    竿ケースの中が怪しいです。
    すぐに宅急便屋に戻りました。
    着いて携帯に電話をしてみると、鳴ってます。竿ケースの中で携帯が鳴ってます。
    まあ、良しとしましょう。

    再び松山へ向けて出発です。国道56号をひたすら走ります。
    宇和島に着いた頃にはもう辺りは真っ暗です。
    660ccをフル回転させて走ります。なんか楽しい。
    今日のホテルは夕飯が付かないので、途中のコンビニで松山市内ガイドを見て安い地図を買いました。

    7時頃、ようやく松山に着きました。
    ホテルは愛媛県庁の近くなので県庁を目指します。
    あった、ありました。松山東急インです。周りはかなり都会です。
    車を停めてとりあえずチェックインしました。
    部屋はちょっと変な形ですがまあまあ広くていいです。

    シャワーを浴びてから夕飯を食べに行きます。車はおいていきます。
    ホテルの前からJRの松山駅方面に続く長いアーケード(大街道と銀天街)があります。
    ここが松山の繁華街の中心のようです。
    今日は肉が食べたいなと焼肉屋を探しました。
    でもしゃぶしゃぶ屋はあるんだけど焼肉屋がありません。
    コンビニに入って松山のガイドを見ても分かりませんでした。そこでガイドにあったカニが安い店に食べに行くことにしました。
    JRの松山駅あたりまで歩いてやっと目的の店を発見しました。
    しかし人気の店らしく混んでいて諦めました。はあ〜。
    再びホテル方面に歩いて、疲れたのでもう何でもいいから入ろうとすると今度は営業時間終了の店が増えてきました。
    やばい・・・。
    東京と違って閉店が早いです。
    とりあえず入ったうどん屋で事なきをえましたがどっと疲れが出ました。
    そのうどん屋は特に書くような店でもありませんでした。そしてホテルへ帰りました。
    ユニットバスにお湯をはって入りました。
    はあ〜、気持いい〜。
    でも、やはり宿は和室で広い大浴場があった方がのんびりできますね。ベッドとソファ以外は座る場所無いし。
    はあ〜、今日は疲れた。
    おやすみなさい。
3日目
  • 今日は最終日です。
    が、飛行機の時間が夜の8時なのでレンタカーを返す6時半まで松山で1日中のんびりします。
    チェックアウトを時間ぎりぎりで済ませ出発しました。
    まず道後温泉へ日帰り入浴できる宿を探しに行きました。
    道後温泉へは夏に来たので地図を見なくても行けます。日曜ということもあって結構観光客はいました。
    どうせ日帰り入浴だったら道後温泉で一番有名な宿「道後館」(高級旅館)へ行くことにしました。
    道後館で話を聞いてみると料金は1500円で昼の12時半からと言われました。
    う〜ん、高いし時間も中途半端。

    とりあえず駐車場に車を停めて温泉の商店街でお土産を買うことにしました。
    恒例の(某)兄へのお土産を買うために入ったお店は、店の中で近所の子供達が大騒ぎしている変な店です。
    あまりやる気のなさそうな土産屋です。しかもおばちゃんが出てきて「1割引きますよ」だそうです。怪しいなあ。
    そこで民芸品と有名な「坊ちゃん団子」を買いました。
    本当に1割引いてくれました。
    店を出てふと我に返って、あんな売れてなさそうな土産屋の生菓子は非常に危険だなあととても不安になりました。
    そこで近くのとてもきれいな土産屋で違うお菓子をもう1つ買ってしまいました。意味無いじゃん。

    また松山の繁華街に戻り、昼飯を食べにガイドに出ていた郷土料理の「五志喜」へ行きました。
    この頃に雨が降ってきました。
    今日は雨が降っても全然OKです。釣りをしてる時は困りますが。
    五志喜は昼前だったので空いていました。
    有名な店らしく壁には著名な芸能人の色紙がたくさん張ってありました。
    鯛そうめんが有名らしいのですが高いです。そこでお手ごろなそうめんセットのようなものを頼みました。
    流石にそうめんは美味しいです。
    うどんも付いていましたがこちらも美味しかったです。四国と言えばうどんですね。

    それから本屋に行って日帰り温泉を探しました。
    きれいで安い「ニュー星の岡温泉・千湯館」と言う所へ行ってみることにしました。
    星の岡温泉は松山市内の星岡町にあって道後温泉から南に少し行った所です。
    何でこんな所に温泉が?と思うような住宅地の真中にありました。「ニュー」だけに新しい建物で清潔感があります。
    一応宿泊施設もあるようですがメインは日帰り温泉のようです。料金は1200円です。
    風呂は内風呂と露天風呂があります。
    内風呂はいろいろ種類があってジェットバス・打たせ湯・泡風呂などがあります。
    露天風呂にも打たせ湯があってこっちの方がお湯の勢いが強くちょっと痛いのですが気持いいです。
    お湯自体の温度が高めなのであまり長く入っていられません。脱衣所で一回休んで給水してからまた入ります。
    すっかり満喫して温泉を後にしました。

    それからまた松山のアーケードへ戻りました。
    アーケードは南北方向に走る大街道とその先に東西方向に走る銀天街と延々と続いています。その終点まで歩きました。
    とても混雑していましたが別に大した物はありませんでした。
    往復して戻ると結構疲れました。
    そろそろ夕飯の場所を決めておかなければなりません。
    昨日食べれなかった焼肉屋を探しました。
    よさそうな店があったので雨の中を歩いていってみました。しかし見つかりませんでした。
    もう一度調べて車で行ってみました。ありました。
    でも開店は5時からです。6時半までに車を返すのでちょっと危険です。
    諦めてレンタカー屋の近くで探すことにしました。
    そしてレンタカー屋のすぐ近くで「大門」いう店を発見してそこに入りました。
    なんか焼肉屋というより居酒屋風ですが店員がとてもキビキビしてて感じのいいお店です。
    ようやく肉にありつきました。

    そして6時半ちょうどにレンタカー屋に到着しました。
    行きに飛行場まで迎えにきてくれた無口な人が1人で待ってました。
    今まで借りていた車で飛行場までまた送ってくれました。やっぱりその人はほとんど口を開きませんでした。
    飛行場に到着して搭乗手続きをします。
    出発時間までは1時間以上あります。暇です。とりあえずマイルを貯めておきます。
    どこも行くところは無いので喫煙所で暇をつぶします。
    そして飛行機に乗ってあっという間に羽田に到着しました。
    京急で蒲田まで行って解散となりました。
    お疲れ様でした。ふぅ〜。
まとめ
  • この前の夏は宿毛に車で行きました。
    その時直接は行ってませんが、もし車で直接行ったら15時間は掛かるでしょう。
    1日潰れてしまいます。
    でも飛行機で行けば午後から釣りができるんですねえ。便利な世の中です。
    でもこんなスケジュールを立てて四国の端っこまで行って釣りをする人もあまりいないでしょうね。ははは。
    筏屋のまっちゃん曰く、今度来るならば高知空港へ行って高知から電車でくれば楽だよ、だそうです。
    なるほど、その手があったか。
    車で行かなければ不便と思っていましたが、釣りだけだったら車はあまり使いません。
    お迎えやお買い物はまっちゃん号で連れて行ってくれる、と思います。よろしくお願いします。
    宿毛の筏にはこれで4回(日)乗りました。その内2回は黒鯛が釣れました。
    黒鯛のヒット率5割の宿毛、また行くしかないでしょう。
    サブタイトル「新・鍛錬の旅」で黒鯛を釣ってしまいました。
    次はどんなタイトルを付けようかな。ランクアップです。

    では春までごきげんよう、さようなら。

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